安らぐことを許さない
台風10号が去って、朝夕に秋の気配を感じるというか感じたい、昨日今日。
連日、真夏日、猛暑日の連続の8月だった。
9月に入り、わずかな気候の変化を見つけ出して、秋が来るのだなあと一息つきたい。
今朝は、ちょっと涼しい朝だった。
テレビをつけると、TBSの朝のワイドショーの天気予報コーナーだった。
やはり全国的にも涼しい朝を迎えているようだ。
猛暑の中でやっと涼しい日が訪れたのだから、「今朝は過ごしやすい朝になりました」などと人の心を安らげる会話をすればいいものを、今日は一転6月の気温で肌寒い朝となりました」と話を展開する。
街を歩いている人の一人を人を丸く線で囲んだので、なにごとかと見ていると、「長ズボン、長そでの人も見受けられます」とのコメント。
次の画面では上着を羽織って歩く女性を取り上げ「上着姿の人もいます」などと肌寒いという表現を用い、急激な温度の変化で体調を狂わせないようにご注意くださいなどと心配してくださる。
「この涼しさも今日限り。明日からはまた真夏日の暑い日が続きます」と、人々を絶望の淵に追いやろうとする。
最近は、春と秋の期間が短くなったと感じるが、テレビのせいでそれをより強く感じさせられるのではないか。
私は日ごろバイクを移動手段にしているのだが、9月に入ると、夏日の炎天下の中でも、バイクイクで切る空気の中に秋の気配を感じることがある。
そんなとき、地球の温暖化で季節を感じにくくなっているけど、それでもしっかりと季節は変わっていっているんだなあと感じる。
まだ、温暖化を止めるのに手遅れにまではなっていないのではないか。
本気で、人間が住み続けられる地球にするために、一人一人が、自分にとっての小さな便利さの一つを少しずつ我慢しなければならないのかもしれない。
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