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2024年11月

2024年11月30日 (土)

晦日  さあ次の半荘

11月30日。

11月晦日。

さあ、次の半荘。

もう、次の半荘が期待できない年になってしまっているのだけど、もう一度最後の半荘。

ブログ。ちょっと変えようと思っている。

2024年11月29日 (金)

カレンダーが1枚になった

今日は11月29日(金曜日)

明日は11月30日。11月最終日で土曜日だから、今日、11月のカレンダーを破って、カレンダーが12月になった。

1枚だけになってしまったカレンダーは、そばを人が通って空気が動くとふわふわとゆらぐ。

11月になって、もう来月で今年も終わりだ。1年も早いものだと思ったのだが、11月中は、まだあと1カ月あると思っていた。

カレンダーが1枚になってしまって、本当に今年の終わりを実感した。

この年まで(実年齢に触れたくないが)、ずっとこうやって時間を費やしてきた。

私の人生カレンダーも残りわずかになってきている。

まだ最後の1枚までは数枚あるなと思っているのだが、最後の1枚になってしまうのもあっという間かもしれないなあと思った、今日のできごと。

 

 

2024年11月24日 (日)

魑魅魍魎

出直し選挙でめでたく再選された兵庫県の斎藤知事が選挙違反を犯しているかもしれないという話しがインターネットの世界の中でとびっ勝っている。

斎藤知事の再選はインターネットの力が大だった。

そのインターネットで斎藤知事に公職選挙法違反疑惑が指摘されている。

斎藤さんに当初から選挙活動の広報の依頼を受けていたというPR会社の女性社長が、ネット上で、斎藤さんの選挙戦でSNS戦略を提案し「広報全般を任され、SNSを含む広報戦略を「仕事として手掛けた」とネットで自慢していたのだという。

note(ノート)という、ブログのようなサイトに自分の手柄を自慢する記事を掲載していて、これが問題視されて騒ぎになったもので、選挙法違反に問われるような部分は削除しているのだそうだ。

インターネットの世界は、一度出てしまうと、削除する前にそのデータを保存されると言い訳のしようがない。

 

斎藤知事は、自らが辞任するにいたった、パワハラ、おねだりについてはは事実無根として認めていない。

重要なのは、告発されたことについて自ら通報者探しをして、告発者を処分したことが公益通報者保護法に違反するのではないかということだった。

 

しかし、インターネットの世界で斎藤さんを擁護する流れが広がり、結果斎藤さんが当選した。

インターネットは魑魅魍魎が跋扈する世界。

反論を恐れない人、高圧的で好戦的で声の大きい人たちの闘いの場。

事実の詳細をチェックすることなく、制限なく拡散されていく。

 

斎藤さんを支援する側の声と、避難する側の声。

どちらが正しいのかはわからない。

 

果たして、どちらが勝つのか。

2024年11月20日 (水)

やっぱり、なんだかふっきれない 兵庫県知事選挙

直接私には関係ないことなのだろうが、兵庫県知事選挙のことがなぜか私の心にひっかかっている。

私は、斎藤知事のパワハラやおねだり問題についてマスコミが騒ぎ立てていたことにも違和感を感じていた。

あの時マスコミは、斎藤知事を批判する側に立って番組を構成していたような気がしていたからだ。

パワハラやおねだりがあったかどうかは、それぞれの感じ方の相違があって、公平な第三者がそれぞれの意見と事実を照らし合わして判断するべきことだっただろう。

話しが変わるようだが、袴田さんの冤罪事件についても、マスコミは袴田さんの再審が優勢となってからは袴田さん無罪の論調にたって報道を展開していたが、袴田さんが逮捕された当時、無罪を主張していた時、マスコミは警察発表をもとに袴田さんが真犯人であるかのように取り扱っていた。

結果は、冤罪。

冤罪事件として、私が実際に経験した事件で深く記憶に残っているのは、オウム真理教の松本サリン事件。

オウム真理教による毒ガステロ事件で、死者8人、負傷者数百人に及ぶテロ事件だった。

あのときマスコミは、奥様がサリン被害を受けた(重症の毒ガス中毒で障害者となり、回復することなく後に死亡)河野さんが真犯人であるかのような報道を繰り広げていた。

真犯人だとは断定しないが、日本中のマスコミが松本さんが真犯人に違いないかのような事象を状況証拠として報道合戦をしていた。

その報道の中で、私も河野さんが真犯人に間違いないと思い込んでいた。

そんな報道の影響で、私も「他に真犯人がいるわけはない。こんなに状況証拠がそろっているのに何を言い逃れしているのか。早く罪を認めて、罪を償え」と思っていた。

インターネット等の無かった当時、電話、郵便、ありとあらゆる手段をつかっての誹謗中傷が渦巻いていた。

地下鉄サリン事件が発生し、その調査の中で松本サリン事件もオウム真理教の犯行であることが判明するまで、河野さんはずっと犯人扱いされていた。

この事件以来、私は、無罪を主張している被疑者を全面的に否定することはできない体質になっている。

横道が長くなったが、だから私は、斎藤知事のパワハラとおねだり問題についても、当初から全面的に斎藤知事を攻める気持ちにはならなかった。

告発した職員さんが自殺をされたが、そのことによって斎藤知事の罪を確定することはできない。

なにが事実か、それを判定する第三者機関が必要だと思っていた。

その役割を果たすために100条委員会が設けられたわけだ。

100条委員会の審議中に兵庫県議会が知事の不信任決議をしたことにより、県知事選挙が行われ斎藤知事が再選されたわけだが、選挙で信任されたこととパワハラ、おねだり問題が解決するかというと、それは別問題だ。

斎藤知事の問題で、一番問題視するべきは公益通報者保護法違反。

公益通報者保護法では、第一に「犯人捜しをしてはいけない」となっている。

斎藤知事は、そもそも自殺した職員さんの訴えが公益通報にあたる問題ではので、公益通報者保護法にあたらないとして「犯人捜し」をしたことにはなはらないと主張している。

この理論が成立すれば、訴えられる側の権力者が、訴えを事実無根と主張し公益通報にあたらないとすることが正当と認められるのであれば、混液通報の制度が意味をなさなくなってしまう。

今回、選挙戦の途中から急に斎藤さん支持の動きが巻き起こったのは、「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志さんの影響によるものだろう。

立花さんは、「自分の当選は考えていない。選挙運動をしながら、合法的に斎藤氏をサポートをしたい」とし、斎藤を選挙運動により合法的に支援するためにと公言して出馬した。

なんのためにと思うが、人の政治信条は自由。

その行動を非難するつもりはないが、立花氏は先の都知事選で24人もの候補者を「NHKから国民を守る党」から出馬させ、手にしたポスターを張る枠を「NHKから国民を守る党」に1万円を寄付する人に提供するという活動をした。

そこに卑猥な写真のポスターや風俗店の広告が張られて、大きな問題になった。

これも法律には抵触しない行動ということで、公職選挙法の改正の必要性を考えさせられる問題であった。

今回の兵庫県知事選の行動も、法律に触れるものではない。

しかし、これがまかり通るということであれば、50人とか100人とか、誰かを支援するための候補者を多数出馬させて応援活動をするという選挙運動も可能だということになる。

供託金等で莫大な費用がかかるだろうが、選挙において法律通りの選挙資金の範囲で選挙活動をしている政治家はいない。

国政選挙ともなると億単位の金がかかるということは周知のこと。

50人100人ともなれば、品が悪いはなしになるだろうが、SNSの達人・インフルエンサーの人たちは、みんな屁理屈の達人でもある。

屁理屈、詭弁を弄した正当論をちらばめてSNSで拡散させてうまく炎上を利用すれば、ちょっとした政党が成り立つはずだ。

スローガンは「既存勢力をぶっつぶせ」。

新興ネット勢力派と既存勢力派の闘いが始まるかもしれない。

 

先にちょっと触れたが、斎藤知事に対しての100条委員会の審理は終わっていない。

すでにネット勢力派は、100条委員会のメンバーを既存勢力の手先として批判しているようだ。

私は、守るべきは「公益通報者保護」だと思っている。

「公益通報者保護法」は、弱者側の国民が自分の身を守ることができるための法律だと思っている。

今、日本は、まだ、言いたいことが言える。

せっかく、言いたいことが言える国にいるのに、インターネットを言論を封じるための凶器にしてはいけない。

世界中が、なんだか、イヤーな世の中になりつつあるような気がして、ふっきれない今日この頃である。

 

 

 

2024年11月19日 (火)

兵庫県知事選挙その後  昨日の続き

兵庫県知事選挙で、県議会で全会一致の不信任決議を受けた前知事が大勝での復活劇がマスコミの格好の餌になっている。

再選された斎藤知事は、自分を否定した県議会、県職員との今後の関係についての質問に対して、「自分は民意を得て県知事になったということを踏まえて県政を振るうということを言っておられた。

その表情に、私は、斎藤知事は「民意」を後ろ盾に強権を振るっていくのだろうなという印象を受けた。

斎藤さんは多数決の原理で当選したが、有権者の過半数の支持を受けたわけではない。

斎藤に対立する意見にも耳を傾けるべきだろう。

 

私の昨日のブログの続きだが、「スーパークレージー君」さんが宮崎市議会議員選挙でトップに続く2位という多数の支持を受けて当選したのだが、そのときの選挙戦と今回の選挙戦の姿が重なるところが多いという感想を述べておきたい。

「スーバークレージー君」さんは宮崎市生まれ。宮崎市の中学校を卒業し21歳で上京している。

ウィキペディアによると、複雑な家庭環境の中、中学校3年の時に暴走族のメンバーとなり、暴走行為と大麻所持で合計5年間少年院に入っていた。

3度目の収容中に祖母の死に目に会えなかったことで会心したとなっている。

その後、2020年6月東京都知事選に「スーパークレージー君」のつうょうで立候補。
この時は、通称の使用が認められず、政治団体「スーパークレージー君」の投手の肩書で本名で出馬。
22人の候補者中11番目で落選。

同年10月。つくば市議会議員選挙では、「スーパークレージー君」党公認で蓋だ恵みを擁立したが、候補者41人中40位で落選。

2021年1月。戸田市議会議員選挙に立候補。このときはYouTube配信等で「スーパークレージー君」の名称で広く活動していたことによりで通称名の使用が認められた中、36人の候補者の中25番目で当選した。
その内容はともかく、ユーチューブ等の動画配信で名前を知られていたことが当選の原因だったと思われる。
ただしこのときは、当選した物の選挙区に3カ月以上の居住実態がないということで当選無効となっている。

2022年3月。戸田市長選挙に立候補。このときは、無投票になりかけた戸田市長選挙に対して、選挙無しではいけないということで立候補したが落選。

2022年。生まれ育った宮崎市に住民票をうつし、マスコミに出馬の意向を発表し出馬準備。正式出馬したが大差で落選。

そして2023年。1月にTwitterにて4月の宮崎市議会議員選挙に立候補することを表明。候補者61名中2位の大量得票を得て当選した。

このときの選挙戦が、今回の兵庫県知事選挙と同じ様相だった。

それまでに「スーパークレージー君」の名前で世間を賑わしてきていて、知名度は抜群だったが、最初はきわものあつかいされていてだれも相手にしていなかった。

それが、SNSで「旧来の宮崎市議会に若い人の声を届けたい」と訴えて出馬。
徐々にSNSで、過去の「スーパークレージー君」とは違っていて、本当に宮崎市に新しい風を送ってくれるという声が立ち上がり、徐々に支援者が増え、選挙日が近づくにつれ観衆の輪が広がっていった。

その時の様子は、スケールは違うが、ちょうど兵庫県知事選挙の終盤戦の様子と同じだった。

SNSは、あるとき一気に大きな流れになることがある。よくも、わるくも。
流れに翻弄されず、流れを冷静に見つめることが必要である。

 

 

 

2024年11月18日 (月)

兵庫県知事選に思うSNSの危うさ

今朝のワイドショーは、どの局も兵庫県知事選挙の結果報道に多くの時間を割いていた。結果は齊藤前知事の圧勝。

マスコミが寄ってたかって、前知事のパワハラとおねだり体質を毎日のように報道を続けて、野次馬大衆のごちそうとした。

マスコは視聴率が取れるネタだとわかると、知事のパワハラとおねだりの事例をかき集めて野次馬大衆の好奇心を煽り建てた。

その騒動に乗ってしまったかのように、兵庫県議会議員は全会一致で不信任決議を受け、失職して今回の選挙となった。

齊藤知事は県民の信認を受けたと言っておられたが、私が県民が問題を取り違えていると思うのは、齊藤知事が齊藤知事をパワハラとして告発した男性(自殺)を公益通報者を保護対象とせず、それどころか自ら通報者を探し出して、自らの権限で懲戒処分に処したことだ。

さらには、マスコミがが些末なパワハラ、おねだりの事実をほじくり出して、面白おかしく騒ぎを大きくすることばかりに精力を費やし、肝心の公益社通報者保護法に違反するのではないかという問題に大きくふみこまなかったことが最大の問題なのだ。

おまけに、あんなに騒ぎ立てて前知事を悪者として非難する側に立っていたはずのマスコミの中で、齊藤さんの当選に疑問を投げかけるところは1社もない。

私はこの選挙が気になってテレビのニャースでどう取り上げているか気になっていたが、辞める前にあんなに騒ぎ立てていたにしては、取り上げる量が少なかった。

選挙戦の終盤には街頭演説に数千人の支援者が集まっていた映像も、当選後にしか報じ張られなかった。

それは選挙戦に影響する映像だから報じなかったのかもしれないが、選挙の中盤から徐々に街頭演説に集まる支援者が増えていった状況は一切報じられなかった。

国政選挙はもとより、注目されている地方選挙選についても、各候補者の様子を均等に報じるのが常なのに、辞任再出馬でおお騒ぎした選挙だとういうの保護にテレビでの取り上げ方が少なかったのは、齊藤さんを支援する人が加速度的に増えている事実をマスコミが意図的に報じなかったのではないかと感じている。

しかし、重ねて言うが、齊藤前知事が問われるべきは公益通報者制度を犯す行為をしていたのではないかということだ。

鹿児島県警や北海道県警で、幹部の違法行為を内部通報者を調べ上げて、通報される側の幹部が調べ上げて処分したという事件もうやむやになっている。

鹿児島県警、北海道県警の問題も、内部通報で告発される側の権力者が、自らの権限をもとに告発した人間を処分していることが問題であって、齊藤前知事の最大の問題事項は公益通報者を自らの判断で処分したことであることを忘れはならない

それと私が憂慮するのは、SNSの功罪だ。
インターネットによって、個人が自らの意見を発信できる。
インターネットでマスコミが報じることとは違う事実を知ることもできる。
しかし、新聞やテレビといった大型マスコミを信用できないといういう意見と同様に、SNSからの情報が正しいのかどうかも大いに疑問なのである。

新聞やテレビを見なくなった人たちは、知りたいニュースはインターネットで用が足りるというが、インターネットは自分が気に入った情報のみが送り込まれてくる。

身近で言えば、私のスマートフォンに送り込まれるニュースと、妻のスマートフォンに送り込まれてくるニュースは違っている。

意見の違う人の考え方を隠してしまうのがインターネットなのだ。


ちなみに、トランプさんを大統領にしたのもインターネット。

同等に比較する私が抹殺されることになるかもしれないが、2年前に、常習的脅迫などの罪に問われて、懲役3年執行有余5年の有罪判決を受けた「ガーシー氏」を参議院議員に当選させたのもSNS の成果だった。

また、不同意性交致傷罪(婦女暴行罪)で4年6カ月の実刑判決を受けた前宮崎市議会議員「スーバークレージー君」は、、SNSで得た知名度だけを武器に、県外からいきなり宮崎市議会議員に出馬し、短い選挙期間で第2位の票を集め当選した。
これは正にSNSのみの力によるものだった。

2024年11月17日 (日)

トランプさんに見る、人間の本性

今月5日に投稿するつもりで下書きに入っていた記事↓

 

今日からアメリカ大統領の投票が始まる。

トランプさんが大勝するという予測もある。

日本で報道されるトランプさんの行動を見ていると、なぜトランプさんに票が出るのか、わけがわからない。

嘘を平気で言う。間違いはみとめない。

自分が喋ったことの映像がニュースとして流れても、フェイクニュースだと大声を上げる。

まったく対話にならない。

それでもなお、大勝の予測も出るほどの絶大な支持を得ている。

外から見ていてトランプさんの嘘はまったくでたらめで、こんな人に政治をまか用途人はいないだろうと思うのだけど、トランプさんの言葉だけを信じる信者がいる。

 

ここからは今日の記事


しかし、直近の日本の衆議院選挙でも嘘がまかり通っていた。

石破さんの言動はトランプさんを笑えない。

総裁選の前と総裁就任後の言動は真逆。

野党候補者だって、できもしないことを実現すると断言していた。

私の物差しでは、できないことを、やると言うことは嘘つきということで、私は噓つきの言葉は金輪際信用できない。

 

昨日今日のテレビ新聞の報道を見ていて、そのことを改めて感じた。

国民民主党の玉木代表の言葉だ。

玉木氏の不倫報道のことではない。

「103万円の壁」引き上げのことだ。

「103万円の壁」引き上げだけを選挙選の御旗にたてて戦ったことが功を奏して、本人もびっくりする大勝ちをした。

少数与党となった自公の政権運営のキャスティングボードとなったことを武器に、「103万円」の壁の引き上げを推しと臼姿勢だが、実施にあたっての問題点が相次いで指摘され始めている。

まずは多くの知事たちから、これをそのまま実施すると地方自治が破綻するとの声が上がっている。

減税した財源をどうするんだという質問に対して、玉木代表の答えは「我々は予算全体のことはわからないのだから、それを解決するのは政府・与党の責任だ」ということ。

 

なんたる無責任。政権運営に加わると言ってきた政治家の言葉がこれなのです。

私が、玉木氏の言動から逆説的に納得させられたことがある、トランプさんが支持されるのは、はたから見ると非常識な政策であっても、自分の政策を押し通すところだろう。

 

すべてにおいて、すべての人を満足させることのできる策はない。

誰かが得すれば、誰かが損をする。

すべての人が、多少なりとも自分の利益につながる方向で生きている。

自分にとって利益をもたらす人がいい人。

 

ただし、今までは強大な権力を持つ権力者を監視する役目をしていたマスコミが世論を動かして権力者の行き過ぎをけん制する作業をしていた。

大衆はマスコミの世論操作に動かされ、世の中全体が世論として権力者の暴走を阻止する働きをしていた。

今は、SNSを始めとしたインターネットが、新聞やテレビと言った従来のメディアの発信を駆逐し、発信で、権力者が自分の都合のいい情報をばらまいて、一定の自分の信奉者を作り上げることができるようになってしまった。

トランプさんがその典型で、彼がどんなに乱暴狼藉をはたらいても彼を信奉してついていくという人が3割以上はいるのだ

宗教と同じく、部外者からどんなに悲劇的なことであっても、信じる者は救われている。

その究極はオカルト。

ただし、信じているものは救われている。

そんな風潮が世界中に蔓延しつつあるのではないかと思うの私の杞憂か。

2024年11月15日 (金)

悪徳不動産屋 不動産屋は忙しさと儲けは比例しない

ああああーー。今日は超忙しかった。

多くの場合、仕事が忙しいということは、すなわち儲かることになるのだろう。

しかし不動産屋は、忙しいからと言って儲かっているとは限らない。

今日は、その典型の日。

 

 

その内容を書こうと思ったのだが、疲れ果てて、何から書いたらいいかまとまらない。

それで、詳しい内容は明日書くことにする。

なんでも後回しにするのが私の最大の欠点なのだが。

 

2024年11月14日 (木)

悪徳不動産日記 町有地買ったその日に4倍の値段で転売

昨日の新聞の見出し。

「メガソーラー 寝耳に水」

「人口2万人の宮城・加美」

「ゴルフ場前提に町有地売却」→業者は即日転売」

加美町は、自然環境の保全のために、経営不振に陥っていたゴルフ場を買い取っていた。

「チームトレイン」という会社から、その土地を「ゴルフ場の存続」を前提条件として買い取りの申し込みがあった。

チーム社側は、町議間で転売の可能性について「(転売は)詐欺みたいなもので絶対にありません」と答弁していた。

それで町議会は売却を認め、2021年4月23日に、ゴルフ場の土地を「チームトレイン社」に9500万円で売却した。

同社は、その日、世界中で太陽光発電事業を展開している「カナディアン・ソーラー」の子会社に転売する契約をした。

その価格は4億円。

町は、町や町議会を欺いてゴルフ場の土地を売却させたとして提訴した。

驚きは、訴えられたチーム社側は、このことが報道され名誉が傷つけられたとして損害賠償を求める訴訟を提起しているとのこと。

「契約書には転売してはならないという内容がない」と強調して、売買契約の正当性を主張しているのだそうだ。

契約不振に陥っていたゴルフ場を立て直すために結んだ契約で、「売買の形だが、真意はあくまでも借り入れ。その日に3億円もうけたわけではない」と、単純脳細胞の私には理解しがたい主張をしている。

私たちが、事細かに不動産売買契約書を交わすのは、契約者双方がこんな身勝手な言い訳をできないように縛るためだ。

悪い奴ほど善人面して寄ってくる。

私は人の本性は悪だと思っている。性悪説をとっている。

だから私は、人はこんな嘘や言い訳をするこもしれないという前提で契約に立ち会っている。

嘘が無く、すべてことなく収まれば結構。

実際、ほとんどの場合約束通り取引は終了する。

しかしその中に、自分の勝手な都合を主張して契約を捻じ曲げる事態が起きることがある。

それを許さない契約書にしなければならない。

だから、今回、不動産契約書に転売禁止の条項を入れるべきだったのだ。

ただし、転売してはダメですよではダメ。

転売については莫大な損害金条項をつけることだ。

それだけでも安心できない。

今回のようにに転売が予測されるような場合だったら、所有権移転登記に際して、転売禁止を条件とした買い戻し特約の登記をすればよかったのだ。

私がそれをすぐに連想したのは、当地(宮崎県の北端の町・延岡市)の一ヶ岡町の土地の登記には全部その登記がつけられているからだ。

昭和40年代の戦後復興期、住宅は圧倒的に不足していた。

住宅の粗製乱造、とにかく住宅を造れ、造れの時代。

国も国民に持ち家もたせる対策を掲げてさらなる経済成長を図っていた。

その制度資金を使って、当地においては市の南方面の田園地帯に大規模住宅地を造成した。

数千宅地にもおよぼうかという大規模な開発で、宅地造成とともに学校、病院、スーパーも整備した。

世は高度成長期の中の土地不足の時代。土地は2倍3倍と値上がりをしていた。

国の資金を使って、国民の住宅のための造成地を造成して、個人の住宅を建ての人のためだけに販売するという法律だった。

整備された利便性いい土地を安く販売するので、不動産業者や建築業者が転売目的で買うことは禁止されていた。

その際、個人の名義を借りて土地のみ購入したり、先々の土地の値上がりを目的としての購入を阻止するために、契約に付けられていたのが買い戻し特約だった。

すぐに家を建てることも条件で、すぐに家を建てないと売買契約が解除される。

ずるいやつらは、とりあえず人に名義を借りて家を建てて転売するという契約のがれができないように、10年間は転売したら売ったときの値段で買い戻すという特約を付けている。

人は、こんな嘘をつくかもいしれない、こんな法的な欠陥をついてくるかもしれないと、ずるいやつらの考えそうなありとあらゆる手段を想定して、それを阻止するのが契約なのだ。

私は悪徳不動産屋。人を信じていない。だから常に、人はこんな嘘をつくかもしれないという想定を抱きながら仕事をしている。

だから、あまり人に好かれることがないわけだが、困ったときには役に立つ不動産屋となるのだ。

政治家さんたちはじめ、学者さんや、一流会社の責任者さんが、よく「想定外だった」ということで罪逃れをしようとするが、想定外のことをほじくり出すのが悪徳不動産屋の得意技でもある。

悪だくみとまったく無関係のところで生きてきているエリートたちには、悪だくみの方法は考えつかないだろう。

悪徳不動産屋を法律相談者として利用することも必要なのですぞ。

2024年11月13日 (水)

なぜかこうなる

昨日、当地(宮崎県の北端の町・延岡市)市立図書館から、「予約していた本の貸出の用意ができました」というメールが入っていた。

私は、新聞広告で気になる本や、巷で話題になっている本は、まずはインターネットで図書館の蔵書検索をしてみることにしている。

出版社が新聞広告を出しているようなベストセラー本は、ほとんど図書館にある。

話題の本は、すでに10件以上の予約が入っているというようなことが多いが、ぜひすぐに読みたいというもの以外はすかさず予約ボタンをクリックして予約しておく。

常時こんなやり方をしているもので、常に5冊から10冊予約を入れた状態になっている。

予約した時点で13人待ちとか、6人待ちとか、1人、2人待ちとか、いろいろである。

貸出期間の限度は2週間だからは、順番が廻って来るのに数カ月、半年という本もある。

昨日のメールで「貸し出しの予約ができてます」となっていた本は2冊だった。

今朝、出勤してメールのチェックをしていたら、さらに2冊貸出の用意ができたというメールが入っていた。

それで、さきほど図書館に出向いて、図書カードを提示して「予約の本をお願いします」とお願いした。

出てきた本は、なんと6冊。

朝から今までの間に、さらに2冊の本が戻ってきていたようだ。

少しずつ日にちをかえて戻ってくればいいのに、なんで6冊も集中して帰ってくるのだろう。

「なんでそうなるの」欽ちゃん(コント55号の萩本欽一)の、飛び上がりながら叫ぶ声が耳にこだます。

(わかるかなー わかんねーだろうなー ケーシー高峰)

2週間で6冊。じっくりは読めるわけないじゃん。

健康ジャンル本が1冊、高齢者ジャンル本が2冊、エッセーが1冊、経済ジャンル本が1冊、古典が1冊。

流し読みで済ませる本が3冊。2冊は、さらりと読んで、1冊は骨が折れそう。

 

それにしても、なんでこうなるんだろうなあ。

2024年11月11日 (月)

元グラドルとの不倫認めた玉木雄一郎氏

今日は忙しくてパソコンを開く間もなかった。

パソコンを開いたら、表題のニュース記事が表示されていた。

週刊誌の報道を「おおむね事実」と認めて頭をさげたそうだ。

 

衆議院選挙で、思いもかけない大勝をして、政権のキャスティングボードをつかんで絶好調で浮かれまくっていたこのときにこの記事。

おい、おい、おい。である。

 

ネットの世界がこの事実に追い打ちをかける。

4月、防衛副大臣だった自民党の宮澤博行衆院議員が、「週刊文春」に“パパ活不倫”を報じられ議員を辞職したときに、この件について玉木氏は、「宮澤博行氏のケースは、政務三役にもセキュリティクリアランスが必要なことを示している。週刊誌で報じられた事案は、防衛副大臣就任以前の話であり、現在の仕組みではチェックから漏れていたわけだから、新たなシステムが必要だ。性的行動をチェックする国民民主党の修正案を取り入れてもらいたい」

「安全保障などにかかわる機密情報にアクセスできる人間の適正を評価する制度が、セキュリティ・クリアランスです。その評価項目に、ハニートラップ対策として『性的行動』を追加すべきだ」と、国民民主党と玉木氏は主張していたのですが、その修正案は国会で否決されました」のだそうだ。

 

ピンクネタは大衆の大好物。

みごとなブーメラン自爆だ。

キャスティングボードから滑り落ちてしまった感は否めない。

 

いやはや。男子の下半身の処遇は、はなはだ難しい問題なのであるなあ。

2024年11月 6日 (水)

雑用に追われた日

今日は、朝から雑用に追われていてパソコンを開く暇がなかった。

些末な雑事に追われている身には、その大勢が自分に直接影響を及ぼすことは少ないのだが、気になってアメリカの大統領選の戦況を確認してみた。

どうやらトランプさんの勝ちのようだ。

トランプさんは、人が利己で動くという本質を見事に露わにしてみせたという意味で、歴史上に名を遺す人になるだろう。

 

 

2024年11月 4日 (月)

私の生活はガーファに支配されている

私の生活は、GAFA・ガーファに代表される巨大IT企業に支配されている。

朝事務所に出勤すると、まずはパソコンを開いてメールのチェックをする。

毎日、100通くらいのメールが届いているが、私に必要なメールはほとんどない。

ほとんど全部が商品の売り込みのセールスメールだ。

この中に必要なメールが2,3通埋もれている。

迷惑メールを削除するソフトを入れているので、迷惑メールの大半は自動的に削除されているのだが、削除システムをすり抜けたメールが届いてしまうのだ。

まずは全メールに削除するためのチェックを入れて、その中から必要なメールだけ削除のチェックを外し、その他の迷惑メールを一括で削除する。

こんなのにひっかかる人がいるのかという稚拙なメールもあるが、Amazonやクレジット会社のメールにそっくり偽装したメールが毎日のように届く。

インターネットの世界は詐欺師の暗躍の場だが、巨大IT企業も詐欺師にも負けない手法で庶民の金を巻き上げようと網を張っている。

このところ目に余るのがGoogle。

アルゴリズムというのか、サービスの利益を最大化するために作られたさまざまな仕掛けがはりめぐらされていて、利用者の行動履歴を分析して興味・関心を推測し、より好みに合ったコンテンツや商品を送り付けてくる。

ネットのサービスは、それぞれが利益を最大化するアルゴリズムの上で運営されている。

検索をする、Webサイトにアクセスする、動画を閲覧する、商品を購入するといったユーザーの行動は、それぞれのサービスを提供する事業者が記録している。

そのデータを各種のアルゴリズムで分析し、商品の推薦や表示のカスタマイズ、広告の表示といった結果となって返ってくる

私は、それは重々承知していて、インターネットの世界にプライバシーのはないことも承知の上でインターネットの便利さの恩恵に浴してい

る。

しかし、最近のGoogleはそれが露骨だ。

ちょっと何か商品を検索すると、関連する商品にかかる広告がしつこく送り込まれてくる。

インターネットニュース等の情報も、私に送られてくるものと家内に送られてくるものは違っている。

私がまだ踏みとどまっているのは新聞を取っているからだ。

インターネットのニューを見ればいいから新聞はいらないと言っている人が私の周りにもたくさんいるが、これがすすんでいった結果がトランプさんの人気を保持されているわけだ。

アメリカの選挙はたから見ていると怖いが、私たちのまわりも同じことが起きていることを自覚しなくてはいけない。

 

2024年11月 3日 (日)

文化の日

3連休の中日。

テレビで今年最後の3連休だと言っていた。

いつからのことか祝日の法律をいじりたおして、新しい祝日が増えたり、もともと固定日だった祝日が移動日となって、日曜日と絡ませて3連休を増やしてきた。

最近はやたら3連休が多くて、何の日の祝日だかわかりはしない。

何の日だかわからないのは、日ごろが休みなんだか仕事なんだかわからないけじめの無い生活をしているせいもあるのだろうが、テレビやなんかでも何の祝日だとかはさらりと流す感じで、連休の行楽の模様ばかりを取り上げているからだろう。

今日は文化の日。

日本国憲法の交付を記念して定められた祝日だ。

文化の日は、皇居で天皇陛下から文化勲章が贈られる日でもある。

文化勲章受章者は、すでに新聞やテレビで報道されている。

今年の文化勲章受章者で私が存じ上げている方は、ちばてつやさんだけ。

漫画家では初の受賞なのだそうだ。

私はちばてつやさんの漫画の好きだった。

代表作は、あしたのジョーになるのかな。

古いところで紫電改のタカ。ちかいの魔球。

あした天気になあれ。

のたり松太郎。

おれは鉄平。

ちばさんの描く漫画の絵が好きだった。

 

私はもう何年も、漫画を見ることがなくなっていたもので、ちばさんの受賞の報道を聞いて、まだ漫画を描いておられたのかとびっくりした。

80歳はとうに過ぎておられるのではないか。

インターネットで検索してみたら85歳だった。

いったん引退をしようとしていたようだが、出版社からの要請で、今も「ひねもすのたり日記」という漫画エッセイがビッグコミックで連載されている。

インターネットはありがたいもので、連載が始まったいきさつもがこの漫画の冒頭で描かれていて、現在単行本として第六巻まで発行されていることを知った。

早速ネット購入して読んでみることにする。

思いがけない、文化の日の拾いものであった。

 

 

 

 

 

 

 

2024年11月 2日 (土)

明日からは

10月31日。納期限ぎりぎりに無事納税を済ませ、昨日は気持ちも新たに11月を迎えた。

今日からは、その日のことはその日に片付けることにするぞと、恒例のリセット。

 

19日に書いたが、こんなとき頭の中に流れる歌、「今日までそして明日から」

ページを埋めるために再度書くが、

50年前の

吉田拓郎が25歳の時の歌

これもよく私の頭の中を駆け回る。

 

私は今日まで生きてみました
私は今日まで生きてみました
私は今日まで生きてみました

そして今 私は思っています
明日からもこうして生きていくだろうと

 

いいかげんに生きてきた私の思いとは違っているのだが、相通じるところもある歌だ。

ただ、いつまでも「明日からもこう生きて」はいけない年になってしまった。

明日からは、このままではいけないなあ。

 

 

2024年11月 1日 (金)

まだ、感じること、思うこと、やりたいこと、言いたいことは山ほどある

11月1日。

月の初めのリセットの日。

自分の生活に大きな変化はないが、世の中はすさまじい勢いで変化している。

楽しい話題としては大谷翔平選手待望のワールドシリーズ優勝。

心配な出来事としては、総選挙で自民党の大敗で衆議院の議席数が過半数を割ったこと。

アメリカでは再びトランプ政権が誕生しそうなこと。

深刻な情勢のイスラエルの戦争拡大、ロシアのウクライナ侵攻。

感じること、思うこと、やりたいこと、言いたいことは山ほどあっても、どこから手を付けたらいいのかわからない。

 

現実的に、私にとって一番大変な出来事は、昨日がわが社の決算申告納税の締切日だったこと。

ずっと前から気になりつつも決算処理を放置していたもので、今月はこれが最大の懸案事項。

あーだ、こーだと、世の中のことに口出しできる状態ではなかった。

なんだかんだで11月を迎かえて、気持ちを新たにしている今日の1日であった。

 

自分が人様に意見を言うほど立派な人間じゃないことを自覚してしまって、言いたい放題を言えなくなってしまっているのだが、読者もいなくなってしまった今人のことは気にせず、言いたいことを言い続けようと思っている月の初日である。

 

 

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