私の生活はガーファに支配されている
私の生活は、GAFA・ガーファに代表される巨大IT企業に支配されている。
朝事務所に出勤すると、まずはパソコンを開いてメールのチェックをする。
毎日、100通くらいのメールが届いているが、私に必要なメールはほとんどない。
ほとんど全部が商品の売り込みのセールスメールだ。
この中に必要なメールが2,3通埋もれている。
迷惑メールを削除するソフトを入れているので、迷惑メールの大半は自動的に削除されているのだが、削除システムをすり抜けたメールが届いてしまうのだ。
まずは全メールに削除するためのチェックを入れて、その中から必要なメールだけ削除のチェックを外し、その他の迷惑メールを一括で削除する。
こんなのにひっかかる人がいるのかという稚拙なメールもあるが、Amazonやクレジット会社のメールにそっくり偽装したメールが毎日のように届く。
インターネットの世界は詐欺師の暗躍の場だが、巨大IT企業も詐欺師にも負けない手法で庶民の金を巻き上げようと網を張っている。
このところ目に余るのがGoogle。
アルゴリズムというのか、サービスの利益を最大化するために作られたさまざまな仕掛けがはりめぐらされていて、利用者の行動履歴を分析して興味・関心を推測し、より好みに合ったコンテンツや商品を送り付けてくる。
ネットのサービスは、それぞれが利益を最大化するアルゴリズムの上で運営されている。
検索をする、Webサイトにアクセスする、動画を閲覧する、商品を購入するといったユーザーの行動は、それぞれのサービスを提供する事業者が記録している。
そのデータを各種のアルゴリズムで分析し、商品の推薦や表示のカスタマイズ、広告の表示といった結果となって返ってくる
私は、それは重々承知していて、インターネットの世界にプライバシーのはないことも承知の上でインターネットの便利さの恩恵に浴してい
る。
しかし、最近のGoogleはそれが露骨だ。
ちょっと何か商品を検索すると、関連する商品にかかる広告がしつこく送り込まれてくる。
インターネットニュース等の情報も、私に送られてくるものと家内に送られてくるものは違っている。
私がまだ踏みとどまっているのは新聞を取っているからだ。
インターネットのニューを見ればいいから新聞はいらないと言っている人が私の周りにもたくさんいるが、これがすすんでいった結果がトランプさんの人気を保持されているわけだ。
アメリカの選挙はたから見ていると怖いが、私たちのまわりも同じことが起きていることを自覚しなくてはいけない。
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