トランプさんに見る、人間の本性
今月5日に投稿するつもりで下書きに入っていた記事↓
今日からアメリカ大統領の投票が始まる。
トランプさんが大勝するという予測もある。
日本で報道されるトランプさんの行動を見ていると、なぜトランプさんに票が出るのか、わけがわからない。
嘘を平気で言う。間違いはみとめない。
自分が喋ったことの映像がニュースとして流れても、フェイクニュースだと大声を上げる。
まったく対話にならない。
それでもなお、大勝の予測も出るほどの絶大な支持を得ている。
外から見ていてトランプさんの嘘はまったくでたらめで、こんな人に政治をまか用途人はいないだろうと思うのだけど、トランプさんの言葉だけを信じる信者がいる。
ここからは今日の記事↓
しかし、直近の日本の衆議院選挙でも嘘がまかり通っていた。
石破さんの言動はトランプさんを笑えない。
総裁選の前と総裁就任後の言動は真逆。
野党候補者だって、できもしないことを実現すると断言していた。
私の物差しでは、できないことを、やると言うことは嘘つきということで、私は噓つきの言葉は金輪際信用できない。
昨日今日のテレビ新聞の報道を見ていて、そのことを改めて感じた。
国民民主党の玉木代表の言葉だ。
玉木氏の不倫報道のことではない。
「103万円の壁」引き上げのことだ。
「103万円の壁」引き上げだけを選挙選の御旗にたてて戦ったことが功を奏して、本人もびっくりする大勝ちをした。
少数与党となった自公の政権運営のキャスティングボードとなったことを武器に、「103万円」の壁の引き上げを推しと臼姿勢だが、実施にあたっての問題点が相次いで指摘され始めている。
まずは多くの知事たちから、これをそのまま実施すると地方自治が破綻するとの声が上がっている。
減税した財源をどうするんだという質問に対して、玉木代表の答えは「我々は予算全体のことはわからないのだから、それを解決するのは政府・与党の責任だ」ということ。
なんたる無責任。政権運営に加わると言ってきた政治家の言葉がこれなのです。
私が、玉木氏の言動から逆説的に納得させられたことがある、トランプさんが支持されるのは、はたから見ると非常識な政策であっても、自分の政策を押し通すところだろう。
すべてにおいて、すべての人を満足させることのできる策はない。
誰かが得すれば、誰かが損をする。
すべての人が、多少なりとも自分の利益につながる方向で生きている。
自分にとって利益をもたらす人がいい人。
ただし、今までは強大な権力を持つ権力者を監視する役目をしていたマスコミが世論を動かして権力者の行き過ぎをけん制する作業をしていた。
大衆はマスコミの世論操作に動かされ、世の中全体が世論として権力者の暴走を阻止する働きをしていた。
今は、SNSを始めとしたインターネットが、新聞やテレビと言った従来のメディアの発信を駆逐し、発信で、権力者が自分の都合のいい情報をばらまいて、一定の自分の信奉者を作り上げることができるようになってしまった。
トランプさんがその典型で、彼がどんなに乱暴狼藉をはたらいても彼を信奉してついていくという人が3割以上はいるのだ
宗教と同じく、部外者からどんなに悲劇的なことであっても、信じる者は救われている。
その究極はオカルト。
ただし、信じているものは救われている。
そんな風潮が世界中に蔓延しつつあるのではないかと思うの私の杞憂か。
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