魑魅魍魎
出直し選挙でめでたく再選された兵庫県の斎藤知事が選挙違反を犯しているかもしれないという話しがインターネットの世界の中でとびっ勝っている。
斎藤知事の再選はインターネットの力が大だった。
そのインターネットで斎藤知事に公職選挙法違反疑惑が指摘されている。
斎藤さんに当初から選挙活動の広報の依頼を受けていたというPR会社の女性社長が、ネット上で、斎藤さんの選挙戦でSNS戦略を提案し「広報全般を任され、SNSを含む広報戦略を「仕事として手掛けた」とネットで自慢していたのだという。
note(ノート)という、ブログのようなサイトに自分の手柄を自慢する記事を掲載していて、これが問題視されて騒ぎになったもので、選挙法違反に問われるような部分は削除しているのだそうだ。
インターネットの世界は、一度出てしまうと、削除する前にそのデータを保存されると言い訳のしようがない。
斎藤知事は、自らが辞任するにいたった、パワハラ、おねだりについてはは事実無根として認めていない。
重要なのは、告発されたことについて自ら通報者探しをして、告発者を処分したことが公益通報者保護法に違反するのではないかということだった。
しかし、インターネットの世界で斎藤さんを擁護する流れが広がり、結果斎藤さんが当選した。
インターネットは魑魅魍魎が跋扈する世界。
反論を恐れない人、高圧的で好戦的で声の大きい人たちの闘いの場。
事実の詳細をチェックすることなく、制限なく拡散されていく。
斎藤さんを支援する側の声と、避難する側の声。
どちらが正しいのかはわからない。
果たして、どちらが勝つのか。
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