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2024年11月18日 (月)

兵庫県知事選に思うSNSの危うさ

今朝のワイドショーは、どの局も兵庫県知事選挙の結果報道に多くの時間を割いていた。結果は齊藤前知事の圧勝。

マスコミが寄ってたかって、前知事のパワハラとおねだり体質を毎日のように報道を続けて、野次馬大衆のごちそうとした。

マスコは視聴率が取れるネタだとわかると、知事のパワハラとおねだりの事例をかき集めて野次馬大衆の好奇心を煽り建てた。

その騒動に乗ってしまったかのように、兵庫県議会議員は全会一致で不信任決議を受け、失職して今回の選挙となった。

齊藤知事は県民の信認を受けたと言っておられたが、私が県民が問題を取り違えていると思うのは、齊藤知事が齊藤知事をパワハラとして告発した男性(自殺)を公益通報者を保護対象とせず、それどころか自ら通報者を探し出して、自らの権限で懲戒処分に処したことだ。

さらには、マスコミがが些末なパワハラ、おねだりの事実をほじくり出して、面白おかしく騒ぎを大きくすることばかりに精力を費やし、肝心の公益社通報者保護法に違反するのではないかという問題に大きくふみこまなかったことが最大の問題なのだ。

おまけに、あんなに騒ぎ立てて前知事を悪者として非難する側に立っていたはずのマスコミの中で、齊藤さんの当選に疑問を投げかけるところは1社もない。

私はこの選挙が気になってテレビのニャースでどう取り上げているか気になっていたが、辞める前にあんなに騒ぎ立てていたにしては、取り上げる量が少なかった。

選挙戦の終盤には街頭演説に数千人の支援者が集まっていた映像も、当選後にしか報じ張られなかった。

それは選挙戦に影響する映像だから報じなかったのかもしれないが、選挙の中盤から徐々に街頭演説に集まる支援者が増えていった状況は一切報じられなかった。

国政選挙はもとより、注目されている地方選挙選についても、各候補者の様子を均等に報じるのが常なのに、辞任再出馬でおお騒ぎした選挙だとういうの保護にテレビでの取り上げ方が少なかったのは、齊藤さんを支援する人が加速度的に増えている事実をマスコミが意図的に報じなかったのではないかと感じている。

しかし、重ねて言うが、齊藤前知事が問われるべきは公益通報者制度を犯す行為をしていたのではないかということだ。

鹿児島県警や北海道県警で、幹部の違法行為を内部通報者を調べ上げて、通報される側の幹部が調べ上げて処分したという事件もうやむやになっている。

鹿児島県警、北海道県警の問題も、内部通報で告発される側の権力者が、自らの権限をもとに告発した人間を処分していることが問題であって、齊藤前知事の最大の問題事項は公益通報者を自らの判断で処分したことであることを忘れはならない

それと私が憂慮するのは、SNSの功罪だ。
インターネットによって、個人が自らの意見を発信できる。
インターネットでマスコミが報じることとは違う事実を知ることもできる。
しかし、新聞やテレビといった大型マスコミを信用できないといういう意見と同様に、SNSからの情報が正しいのかどうかも大いに疑問なのである。

新聞やテレビを見なくなった人たちは、知りたいニュースはインターネットで用が足りるというが、インターネットは自分が気に入った情報のみが送り込まれてくる。

身近で言えば、私のスマートフォンに送り込まれるニュースと、妻のスマートフォンに送り込まれてくるニュースは違っている。

意見の違う人の考え方を隠してしまうのがインターネットなのだ。


ちなみに、トランプさんを大統領にしたのもインターネット。

同等に比較する私が抹殺されることになるかもしれないが、2年前に、常習的脅迫などの罪に問われて、懲役3年執行有余5年の有罪判決を受けた「ガーシー氏」を参議院議員に当選させたのもSNS の成果だった。

また、不同意性交致傷罪(婦女暴行罪)で4年6カ月の実刑判決を受けた前宮崎市議会議員「スーバークレージー君」は、、SNSで得た知名度だけを武器に、県外からいきなり宮崎市議会議員に出馬し、短い選挙期間で第2位の票を集め当選した。
これは正にSNSのみの力によるものだった。

2024年10月 9日 (水)

袴田さん無罪確定!

強盗殺人罪で死刑が確定していた袴田巌の再審無罪判決について、検察庁が控訴しないと発表し袴田さんの無罪が確定した。

逮捕されて58年。
袴田さんは、今、88歳。
人生の半分以上を、死におびえながら檻の中で生きてきた。

当初から物的証拠が少なく、自白のみによる裁判が始まった。
すべてのマスコミの報道も袴田さんが真犯人だという報道であった。
当時、日本中が袴田さんを犯人視していた。。
罪を認めれば死刑になることがわかっているのに、やってもいないことをやったと自白するはずはないと思っていた。

マスコミは検察検察側からの発表をもと報道するが、無罪を主張する被疑者側の声の検証をしない。
国民も、マスコミの報道のみの情報で被疑者を犯人だと断定し、糾弾する。

今日、私が朝日新聞は1面の「袴田さん無罪」の記事の一部で、当時の報道を詫びていた。

私が忘れられない事件に、松本サリン事件がある。
オウム真理教がサリン散布をして8人の命を奪ったテロ事件だが、当時第一通報者の河野さんが重要参考人として取り調べを受け、マスコミは河野さんが真犯人であるかのような報道合戦を繰り広げた。

あの時も、日本中が河野さんを犯人扱いしていた。
マスコミの報道を見ていて私も、河野さんが犯人だと思い込んでしまった。
そんな中で私の家内は「あの人は絶対に犯人じゃないと思う」と言っていたのだが、家内のそんな感想に対して私は、「あの男が犯人なのは明白だ。どう考えてもあの男以外に犯人はあり得ない」と家内を怒鳴りつけたりした。

当時も、一部専門家の中ではサリン散布が原因であって、それは河野さん個人でできることではないという見解が出ていたのだが、警察も、マスコミからもそんな情報は発せられなかった。

そして、それから数年後になって私の同級生の友人が狂言により強姦犯人として逮捕され、新聞沙汰になった事件を体験した。

個人間のトラブルから、相手方が警察に強姦されたと通報し、友人は逮捕され新聞に強姦版として実名報道された。

それは、金銭のトラブルから逆恨みした友達男女が、まったく事実無根の虚偽通報をしたことによる誤認逮捕だった。

このとき、無実の罪で逮捕監禁された友人は、結局、警察の筋書き通りの自白調書に署名したのだ。

その後、余りにも不自然な訴えに対して被害者を取り調べる中、事件が事実無根のでっち上げだったことが判明し、友人は釈放・開放された。

しかし、1週間以上に及ぶ拘禁取り調べ中に職場からは解雇され、無実だったにもかかわらはず世間の目は友人を犯人とした。

警察も、それを報道したマスコミも誤認逮捕であったことは一切報じない。

彼は、職を無くし、次の働き場も見つからず、住所を変え人目を避けた生活を強いられた。

私は、現実に、まったく事実無根の被疑者が、自白させらた事象を経験している。

袴田さんの事件は誰にも起こり得ることで、一般の人にとって全く無関係な話しではないのだ。

疑いをかけられて、一度逮捕されてしまうと自白するか、他に犯人が見つからない限り拘置所から解放されることはない。

起訴前においては、20日間という勾留期間の制限があるのだが、裁判所に勾留延長を申し立てるとほぼ100%近くは勾留延長が認められるというのが現実だ。

テレビや映画で、逮捕された犯人が「弁護士を呼んでくれ」「弁護士同席でないと何もしゃべらない」と言っている場面をよく見かけるが、日本の社会では通用しないのだ。

ましてや袴田さんの場合、警察検察の証拠捏造まで糾弾されている。
これは組織的な殺人だとも言える。

組織の一員としての人は、人の良心を無くしてしまうのだろう。

日本の人質司法は、絶対に見直されなければならない大きな問題だと思っている。


袴田さんが無実になったことに対して、おめでとうございますという言葉は適切だとは思えない。
大変でしたねと声をかけるのが正しいのか。
なんとも、やるせない思いである。

 

 

2024年9月27日 (金)

袴田事件 大谷翔平地区優勝 自民党総裁選挙

今日は大きな出来事の多い日だった。

袴田事件再審無罪判決。

ドジャースが大谷翔平選手の活躍で地区優勝。

自民党総裁選で石破さんが新総裁に。

テレビで大騒ぎしているほどの大問題ではないと思うのだが、兵庫県斎藤知事の出直し選挙出馬。

 

どれも大きな出来事だが、こんな時に限ってよくあることなのだが、私は小さな出来事に1日中振り回された。

まだその小さな出来事の始末が終わらなくて、ゆっくりパソコンに向かう時間が無い。

 

そんな中で、一番言っておきたいのは、一番個人的に身につまされる大問題は袴田事件のことだ。

日本の司法制度だと、いつ自分の身に起きるかもしれない問題なのだ。

大谷選手の活躍は、私にとっても最大の注目しているニュースだし、自民党総裁選も大いに気になる結果だけど、それがそのまま自分の身に直接影響を与える問題ではない。

しかし、袴田事件の問題点は、いつ私の身に及ぶことになるかわからない怖い問題だと思っている。

犯罪とは全く無関係な立場であっても、誰かが悪意に犯罪者に仕立てようとして告発され逮捕されてしまったら、そこから抜け出す方法はないのだ。

このことは、私が私の身の回りで体験したことで何度か書いてきているが、無実であっても疑われて逮捕されてしまうと、自白するまで監禁されてしまうというの日本が日本の現実だ。

怖がりで小心者の私としては、日本の司法が、憲法に遵守した運営がなされることを切望している。

 

時間がないので、また時間を見つけて主張していきたい。

今は、痩せガエルの独り言だが。

 

2024年9月22日 (日)

なんということ 能登半島地震被災地域が豪雨災害

昨日、夕方のテレビの石川県能登地方の豪雨被害の映像には言葉を失った。

街が川の底に沈んでしまったような映像が流れている。

さらに驚いたのは、ニュースから聞こえてくる被災地の地名だった。

大きな被害が出ているのは、「輪島市、珠洲市、能登町」だと言っている。

1月1日の地震の被災地そのものじゃないか。

昼間、スマートフォンに、石川県に線状降水帯による豪雨災害が発生しているというニュースが入っていたが、地震被災地にだとに集中しているとは思わなかった。

テレビに表示されている地図を見ると、豪雨の被災地は能登半島地震の被災地の地図にそのまま重なっている。

地震被災者用の仮設住宅も床上浸水している。

なんということ。なぜ、同じところに。

豪雨の被害がもっと広範囲で、その一部に能登がはいっているのであれば、まだ理解ができる。

しかし、地震の被災地と寸分たがわない地域を限定して豪雨を降らせている。

まだ地震の後片付けにも手をつけられないまま、避難していた仮設住宅が水に浸かってしまった被災者は心が折れてしまうのではないか。

 

 

おかけする言葉も見つからない。

2024年8月28日 (水)

台風が恐ろしい

現在、午前9時56分。

昨日から、台風の影響で、強い雨が降ったりやんだりの天気だった。

きょう未明、猛烈な雨が降っていた。

朝は、曇り空だったのだが、今、突然の豪雨。

事務所からガラス越しに外を見ると、雨は垂直に滝のように降っていて先が見通せないほどの豪雨。

車はすべてライトをつけて走っている。激しく動くワイパーも役に立たないだろう。

そういえば昨日、所用で宮崎市まで高速道路で向かっていた途中、ポツリポツリと小雨が降りだしたと思っていたら、数秒後に初めて計経験するような大雨になった。

適正な車間距離を取って走っていたのだが、前の車の姿がみったく見えない。

車線も左右の景色もかすんで見えない。車線も見えなくて道路がカーブしているのかどうかも判別できないほどだった。

バケツをひっくり返したような雨という表現があるが、そんなものではなかった。

まるで滝の中をくぐっているようで停車して様子をみたいところだったが、宮崎の高速道路は片側一車線の暫定開通の道路だものスピードを落とし過ぎると後続車に追突されるかもしれないという恐怖もあ。

すぐにライトをつけて、スピードを60㎞くらいに落として、よどんだ水中手探りで走るような感じだった。

そんなひどい状況は数分だったのだろうが、追突する不安と追突されるかもしれないという不安で生きた心地がしなたかった。

 

すべて台風の影響なのだろうが、今回の台風は史上最大級で瞬間最大風速70mとの予測も出ている。

雨も累積で1300mmという、今までに記録したことのない大雨の予想が出ている。

予想図を見ると、九州の中央部を東西に抜けていくようで、被害からは免れられそうにもない。

経験したことのない強風や、大雨がどんな被害をもたらすのか。

 

不動産業をやっていると、被災したお客さんからの相談や修理の依頼が殺到する。

台風でガラスが割れて雨が打ち込んでくるので、すぐにガラスを入れてくれとか。

雨漏りがひどいので、すぐにとめくれとか。

浸水しそうだがどうしたらいいかとか。

停電を経験したことのない人が、電気がつかないので修理してくれとか。

風速35mの台風の最中に、とにかくすぐに状況だけでも見に来いなんて電話をもらったことも何度もある。

 

自然の前には、大きな被害にならないことを祈るしかない。のです。

 

2024年8月23日 (金)

原発事故処理はできるのか

昨日、22日。福島原発の燃料デブリの取り出しの試験的作業にかかるというニュースが報じられていた。

なんと、東日本大震災から13年もかかってやっとのことでデブリの取り出しが始まるのかと思っていたら、手順のミスで取り出しは中止になったとのこと。

導電の責任者が、安全が大事だから無理に進めるよりは、手順のミスを発見したことであったとも思える他人ごとのような発言をしていた。

 

今回の作業は、本格的なデブリ撤去の作業ではなく実験的な作業だ。

予定では、たった3グラムを取り出すだけ。これに1週間もかかるというのだ。

回収しなくてはならないデブリは880トン。

880トンというのは何gだ?。電卓をはじいてみたら8億8

最長で40年と言っていた。

予定では10年後にデブリ取り出しが始まるはずだった。

それが3年遅れて、やっと22日から取り出しを始めることになっていた。それも実験的な取り出し作業だ。

その予定は、あっさりくずれてしまった。

そもそも40年という期間は根拠があってのことだったのか。

5年10年でできる話ではない。

少なくとも責任の立場にある役職、政治屋たちはあと20年くらいはある。

30年もすればこの世にいない可能性が高い。

自分たちが生きている間の責任を先延ばしする期間として50年は長すぎるけど、40年も経てば死んでこの世にはいない。

死んだ後の責任までは追及されないだろう。

とにかく自分たちが生きている間の責任逃れの期間が40年という数字ではないのか。

処理しなくてはいけないデブリは約9億グラム。

現状の技術で今回取り出せる予定だったデブリは3グラム。

デブリから発生する放射線量は人を数分で命を失う線量。

取り出したデブリはどこに保管するのか。

 

なぜか、国も電力会社も、責任を40年50年先に先送りして、原発の稼働を急いでいる。

 

総理大臣交替、政権交代と騒いでいるが、裏金問題より派閥問題よりもっと重要な争点があるのではないか。

 

 

2024年7月15日 (月)

5cmの女神

真っ青な空にはためく星条旗をバックに、こぶしを突き上げるトランプ氏の映像。

今朝のワイドショーで何度も見た。

そして、朝刊でも。

選挙ポスターにそのまま使えそうな、絶妙な角度から撮られたシャープな映像。

余りにも出来過ぎた写真だ。

弾があと5cmでもずれていたら、トランプ氏は即死だったかもしれない。

5cm違いの幸運の女神。

生命を奪いに来た悪魔が、トランプ氏を英雄にした。

これでこれで大統領選はトランプ氏の勝利だ。

これもトランプ氏が持ちあわせた強運なのかと感じた。

しかし、私はこのできすぎな写真が気になってしょうがない。

いつくもの動画が流れるが、トランプ氏の後ろで翻る星条旗がどの位置にあったのかがわかる画像が見つからない。

YouTubeで襲撃現場の写真を探してみたが、トランプ氏の頭上に星条旗が翻っている映像はみつからない。

ワイドショー、ニュースショー、新聞で見た画像のアングルに近い画像はないかと探してみたのだが、類似の画像は一切ない。

星条旗は、会場の周りに無数に立ち並んでいるが、空中に星条旗をたなびさせるような設置は見えない。

銃撃をさけるためにかがみこんだトランプ氏が立ち上がり、それを取りかこむシークレットサービスが混乱する姿が映り、シークレットサービスに囲まれた中でこぶしを振りかざすトランプ氏の姿を映す映像の中に、紺碧の空と星条旗をバックのトランプ氏の写真が突然入り込んでくる。

銃撃は事実だが、バックの画像が気になってならない。

 

2024年6月 9日 (日)

天皇ご一家の一員 保護猫のセブン

今日6月9日は、天皇、皇后両陛下32回目の結婚記念日。

今日の朝日新聞に、「天皇ご一家 セブンとともに」という見出しと、天皇、皇后両陛下と愛子さまのカラー写真といっしょに掲載されていた子猫の写真に目を引かれた。

天皇ご一家が動物好きなのは周知のことで、雑種の犬と散歩する姿は何度か見ていたが、猫を飼われているというのは知らなかった。

しかも2匹。ともに保護猫なのだそうだ。

写真で紹介されていたのが「セブン」。

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保護猫愛護団体「ちよだニャンとなる会」が朝日新聞に提供していた画像を無許可でお借りしました。

物愛護団体「ちよだニャンとなる会」に保護されていた猫を天皇ご一家が引き取られた。

東京都千代田区の建物の7階庭園で保護したことから「セブン」と名付けられていた。

天皇ご一家は、本当に生き物好きなのだという、癒される話だ。

天皇ご一家が保護猫を飼っているということをもっと大きく取り上げると、保護猫の引き取り手が増えるのではないだろうか。

ホームセンターのペットコーナのガラスケースに展示されている猫も、保護されている子猫も、ほとんど同じ顔をしている。

ことに赤ちゃん猫はかわいい。

こんなことをいうと誤解を招きそうだが、雑種の犬は雑種特有の顔をしている犬が多いが、猫は雑種でもみんな同じ顔。

ことに、雑種の犬は赤ちゃんのころは顔が小さくてかわいくても、大人になると顔が長くなって不細工になることがあるが、猫は大人になってもそのままの猫。

数十万円もの大金を払って血統書付きの猫を飼うのなら、保護猫の交換会に行ってほしい。

かわいい子猫が飼主を求めて待っている。

こんなことこそ、じゃんじゃんSNSで拡散してくれるといい。

 

新聞に紹介された写真は、当家の「さんたろう」が当家に来た頃の顔とそっくりなのだ。

「さんたろう」も保護猫。うちのかみさんが保護猫活動をしている人をささやかな後方支援をしていて、すでに3匹の猫がいたのだが、一時あずかりを頼まれてあずっかているうちに我が家の一員になってしまった。

私は、あまり猫が好きではないのだが、かみさんは大の猫好きだったようで、なんかのときに私が世話になっているの頼みを断れずに捨て猫を預かったことがあって、それ以来、なんだかんだとわけありで都合7匹くらいの捨て猫、保護猫が我が家にやってきた。

「さんたろう」が当家で飼う最後の猫。なぜか「さんたろう」だけはちいさい頃から私にもすり寄ってきた。

もともと私が猫好きでないのは猫にわかるようで、都合6匹くらい保護猫を育てたが、歴代の猫は餌をやるとき以外には私には寄り付かなかった。

「さんたろう」のおかげで、今は私も猫がかわいく見えるようになった。

保護猫を飼ってきて、つくづく思うのだが、猫は犬とは違って、みんな同じような顔をしている。

先にも言ったが、犬だと種で顔が全然違う。

人気ランキングを見ると、トイ・プードル、チワワ、柴犬、 柴犬、ポメラニアン、ミニチュア・シュナウザー、ヨークシャーテリア、フレンチブルドッグ、マルチーズ、ゴールデン・レトリーバー、バグ。

大型犬で思いつくのが、セントバーナード、ボルゾイ、ドーベルマン、etc.

犬は、犬種によって、顔も大きさもまったく違っている。

しかし猫は、基本的にはみんな同じ顔をしている。

ホームセンターのペットコーナーにいる猫も、長毛の猫は若干違って見えるが、短毛の猫は血統書付きも雑種の猫も大きな違いは感じない。

猫の人気ランキングを見ると、1位が断トツでスコティッシュ・フォールドという種で、耳が折れ曲がっていて顔が若干チンみたいにつぶれていて、特別感はあるけど、やはり猫である。

2位のマルチカンというのは、色がちょっと得意だけど顔立ちは、日本猫と大した違いはない。

ランキングをつらつらながめてみても、長毛種と短毛種の違いはあるが、顔立ちには大きな違いはない。

特に、今は見かけることは亡くなったが、昔は町をさまよっている雑種の野良犬がいたが、血統書付きの犬は雑種の野良犬とは明らかに違っていた。

しかし、今も問題になっている野良猫は、みんな同じ顔に見える。

再度言わせてもらうが、猫好きを自負する人が、なぜわざわざ数十万円もの大金を払って血統書付きの猫を飼うのかが私にはわからない。

捨てられて間もない、ちいさな保護猫を見てくれるといい。

生まれてすぐに捨てられて、まだ1歳にもならない猫がたくさんいる。

それは、それは、かわいいものだ。

あえて血統書付きの猫を飼う人たちは、猫は好きなのだろうけど、猫をアクセサリーとして考えているのだろうから保護猫を引き取ってはくれないだろう。

だけど、本当に猫が好きな人で猫を飼おうと思っている人にお願いしたいのは、そんな人たちの映えるSNSなんかに惑わされないで、保護猫交換会に行ってもらいたいということです。

きっと、あなたが連れて帰りたくなる猫ちゃんが待っていますから。

2024年1月 3日 (水)

正月になぜ

元日、夕方から、すべてのテレビ局がお正月の特別番組を中断して能登半島大震災と津波警報の報道に切り替わった。
災害は場所も時間も選ばない。
いつどこで起きてもおかしくはない。
しかし、なぜお正月に。
拙は、「お正月。なぜこの日なのか。」とつぶやいている。

2日。テレビの画面には、次々とニュース速報が表示される。
数分おきに震度5クラスの地震の速報が入る。
震度3や4は無視してもいいのではないかという頻度で震度5の速報が入る。

夕方6時ころ、また地震の速報かと思ってニュース速報の表示を確認すると、羽田空港で飛行機が炎上していると表示されている。
羽田?
羽田発の飛行機が北陸の空港の着陸に失敗したのか?
一瞬意味が理解できずにいると、次々に飛行機事故の速報が入ってきた。
さらには、飛行機が炎上している映像が流される。
大型航空機のようだ。
乗員乗客が400人と報じている。

テレビ報道はすべて羽田空港の衝突事故に切り替わった。

新年3日目の今日。
ニュース番組で被災地の被害状況が次々に報じられる。
崩れ落ちた家屋。
基礎から倒れてしまったビル。
大きくひび割れた道路。
陥没した地面。
断水、停電。

寒い中、家を失ったり、建物の中に閉じ込められている人もいる。
死亡者の確認数も増えてきている。

 

こんな大きな災害や事故が、なぜお正月に。
言ってもどうにもならないことだが、なぜお正月にと言わずにはいられない。

2023年10月 8日 (日)

イスラエルにミサイル2500発 ガザ地区へ報復の空爆

昨日の夜、テレビをつけると、新たな空爆のニュースが報道されていた。

一瞬、空爆の被害の様子を映し出すテレビの画面を、ウクライナで戦闘が拡大したニュースだと思って見ていた。

テレビかのアナウンスに、イスラエル、ガザ地区、パレスチナという単語が流れる。

これは、ウクライナではなかった。

ロシアのウクライナ侵攻だけが戦争だと思っていたけど、世界で戦闘状態を抱えているところはウクライナだけではなかった。

今朝の新聞を見ると、一面、二面に、対中国防衛力強化のために日米が一体化して軍事防衛ラインの強化をしているという記事。

三面に昨日のイスラムでの戦闘の記事。

イスラムの問題について私は不勉強で、おぼろげにしか問題を理解していないが、イスラムではずっと戦闘状態が続いている。

昨日は、パレスチナ自治区ガザ地区から、イスラエルに向けて大量のロケット弾が発射され、イスラエル側で少なくとも40人が死亡、500人以上が負傷したとのこと。

これに対してイスラエル軍は、報復としてガザ地区への空爆を開始。

パレスチナによると、ガザ地区や周辺で161人が死亡、931人が負傷した。

 

無防備では、国家の安全は守れない。

国家の安全保障のためには、防衛力の強化不可欠だとは思う。

他国からの侵略や攻撃から国を守るために防衛力を整備することは必要だ。

強力な防衛力を持つことで、領土、国民、資源、国の利益を守ることができる。

外部からの脅威や攻撃に対処し、国の主戦を維持するために、強力な防衛力を強化することは必要だ。

強力な防衛力を持つことは、他国による攻撃の抑止力として機能し、戦争を防ぐ役割を果たすという。

そのことは私も理解する。

しかし現実を見ると、防衛力を強化しても戦争は起きる。

相手が強力な防衛力をもっていても、戦争をしかけていく国はある。

自国より強力な戦力を持つ国が戦争をしかけてきた場合、勝ち目がないからと戦わずに従う国はない。

互いに徹底抗戦して、結局弱い立場の国民が命を失い、傷つき、強い国も弱い国も、ぼろぼろになるまで戦い続ける。

戦いを指揮する人は安全なところにいて、国民の命を戦闘の駒として戦わせる。

 

現実の戦争を見ると、防衛力の強化が疑問に思えてくる。

 

国家は、為政者、権力者、上級国民のために運営されているわけで、だから人間は戦争をまぬがれることはできないのだ。

 

 

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