失敗だったけど結果オーライ
今日、ゆで卵を作っていて、卵を焦がしてしまった。
私はADHDの体質を持っていて、一瞬の物忘れが多い。
ゆで卵を作るときは、鍋のそばについていないと、必ず忘れてしまってカチンカチンの固ゆで玉子にしてしまう。
ちょっとでも他のことをすると、それまでしていたことを一瞬忘れてしまうのだ。
そんな特異体質を重々自覚しているのだが、これがADHDという病気の特性で、どうしも物忘れは直せないのだ。
それで、その欠陥をカバーする工夫はしていて、時間を忘れてはいけないときにはタイマーを使うことにしている。
今日は買ったばかりの電気調理なべを使って初のゆで卵をつくってみた。
ゆで卵をゆですぎないために、いつもタイマーを利用しているのだが、初めての電気調理なべだったもので、いつものタイマーの時間ではまだお湯が沸騰していなかった。
それで、さらに2分、タイマーをセットして、2分後に状態を確認にいったところ、お湯はまだ沸騰し始めたばかりのところだった。
もう一度タイマーをセットすればよかったのだけど、あと2分くらいで出来上がるなと思って、こんなに気にしているんだから忘れっこ毛ナイト思ってタイマーをせっとしないまま鍋を離れたのが失敗。
それから何分たったのだろう、流しの方で爆発音がした。
それでも一瞬何が起こったのか気がつかない。これがADHDのADHD たるところ。
何だろうと思っていると、さらに大きな爆発音。
ここで卵が爆発したのだと気が付いた。
慌てて駆けつけると、お湯はすっかりなくなっていて、電気調理なべは安全装置が働いて停止していた。
その結果が、冒頭の写真である。
6個ゆでていたのだが、あと2つの卵はもっと悲惨な状態で、殻が飛び散り、中身は半分は茶色の塊となっていた。
捨てるのも忍びなくて、残りの部分を試しに食べてみたら、なんともこれが乙な味。
焦げの部分が燻製のような香りを発している。
思わず、爆発した2個の卵は食べてしまった。
写真は残りの4個。あとの2個も割れていて、そのうち1個は食べかけになっている。
あとの2つは殻が変色しているが形は残っている。
電子レンジだともっと大きな爆発となって身は粉々になってしまうのだが、今日の失敗はセーフ。
ある意味、思わぬ珍味が味わえた。失敗だったけど結果オーライでした。
しかし、私は絶対にタイマーの手抜きをしてはいけないと再認識いたしました。
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