あなたが、家族と本当に近しい人だけで故人を送る「家族葬」を希望するのだったら、「延岡葬祭会館」をお勧めする。
家族だけでの家族葬
●白木高級祭壇(写真花、盛物付) |
105,000円 |
●平寝棺(布団、仏衣、位牌、骨壷セット付) |
52,500円 |
●ドライアイス(10kg) |
8,400円 |
●会館使用料(通夜宿泊、精進明け会場料) |
52,500円 |
●寝台車(病院より自宅、会館まで) |
21,000円 |
●火葬場使用料(市内在住者) |
15,000円 |
●遺影写真(白黒額入、リボン付) |
21,000円 |
●霊柩車(国産バン型) |
39,900円 |
合計 |
315,300円 |
※価格表示は総額表示(税込価格)となっております。 |
私の知人がやっている会社だからお勧めするわけではない。
良心的だと思うから勧めする。
大きな葬祭会社ではなく、延岡市だけでやっている葬祭場だ。
私の知人である社長と奥さん、長男、次男、そして長女の家族全員と、社員数名で経営している。
私も、父と母の葬儀をお願いした。
大きな葬儀社と違って、宣伝広告の派手さはないが、儲け主義にはしらず親身に葬儀のお手伝いをしてくれる、いい葬儀社だと思う。
なぜ、ここをブログで紹介しようと思ったのかというと、私は先日、ある葬儀社に家族葬を依頼する場に遭遇した。
テレビや新聞で、「家族葬」を積極的にとりおこなっているような広告をしている葬儀社だった。
しかし、遺族の思っていた「家族葬」とはまったく違うものだった。
カタログを取り出し、通常通りの段取りで葬儀の打合せを進めていく。
「祭壇はいくらのものにしますか?」「お通夜や葬儀に参列された方へのお礼状は何人分用意しますか?」「お棺は?骨壺は?」と、カタログを取り出し通常の葬儀の打合せとなんら変わりはない。
相談役としてその場に居合わせた私は、思わず「家族葬と通常の葬儀とは何が違うのか?」と口をはさんでしまった。
担当者の答えは、「結局同じことです」というものだった。
結局100人分のお礼状と会葬お礼の品を用意し、費用は100万円近いものになった。
「家族だけで見送る小さな家族葬」のキャッフレーズはどこにいったのだろう。
カタログを出されて、まず祭壇をどうするかという質問に、遺族がとまどっているのがわかる。
遺族は、「家族葬」の表示例の価格がセット料金になっていると思っていた。
相談者として同席してた私は、「一番安いのでいいのではないか」と助言した。
しかし、人の心理として一番安いものは選べないようで、下から2番目か3番目のものにした。
曰く「このくらいのものにはしてあげたい」
その言葉で、私は以後の一切の助言はやめた。
遺族の心情を尊重すべきだと思ったからだ。
結局、葬儀費用は100万円程度になった。
私には、当初遺族が考えていた「家族葬」とは少し違ったものになったように思えた。
それで、今日紹介する延岡葬祭に「家族葬」について尋ねてみることになったというわけだ。
その答えは、「延岡葬祭」では、家族だけを中心とした「家族葬」を希望するのであれば、お通夜と葬儀で315,000円でできるというものだった。
お通夜に使う会場には、寝具も用意しているし、お風呂も使える。
これにはお通夜の時の飲食代は含まれていないから、そんな費用をプラスしても30万円代で収まると言う。
私は、知人の経営者を信じているが、思いもかけない家族の死に直面してどうしていいかわからない遺族は、つい葬儀社のペースで想定以上の費用になってしまうことがあるかもしれない。
そんなときは、相談してもらえれば、本当に希望する予算で収まるよう私の方から進言することもいとわない。
私のブログを見たと言えば、さらになにかをおまけしてくれるはずです。
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