70歳まで健康習慣 非健康に生きてきたけど
ある週刊誌に、「70歳まで健康習慣」と題する特集記事があった。
この週刊誌は40歳代50歳代をターゲットにしているのだろう。
残念ながら、年齢的に私にとってはすでに手遅れの情報である。
手遅れの情報ではあるが、いい加減に生きてきた反省の意味をこめて、内容をさらりと眺めてみた。
まずは食事編で10項目。
①1日1回は魚を食べる
これはまずい。私は肉派で魚は苦手。魚は月に2,3度だな。
②緑色野菜や海藻類を意識的に摂る
これもまずい。野菜はあまり摂取していない。
③空腹を感じてしばらくしてから食べる
これにいたっては、まったくダメ。
空腹を感じる前に、何か口に入れていて、空腹感を感じる暇がない。
④砂糖入りの清涼飲料水を飲まない
これもダメ。砂糖入り清涼飲料水は大好き。
⑤牡蛎または豚レバーを意識して食べる
わざわざ牡蛎や豚レバーを買うのも面倒でやる気もない。
⑥白米やパンなどの白い炭水化物を避ける
白米もパンも大好き。たらふく胃袋に詰め込んでいる。
⑦脂っぽい食事が続いたらワカメ、キノコ類を食べる
そもそも、ワカメ、キノコ類なんて常備してないぞ。
⑧1日にコーヒーを3~4杯飲む
これはやっているぞ!
⑨食べる順番に気を付ける
これも、やっているぞ!
野菜、タンパク質から先に食べるようにしている。
⑩水をがぶ飲みしない
1日2リットル水を飲むと体にいいというのは大嘘らしい。
「70歳まで健康に生きる」ための食事編10項目の内、私がやっているのは2項目のみであった。
あとは全部だめ。
そんな生活を続けてきたけれど私は、まわりの同年齢の人に比べて、すこぶる元気である。
体の具合はどこも悪くなくて、「健康に生きる」ための食事をしてきたとしても、今の私以上に健康ということはないだろう。
テレビで長寿の人がとりあげられて、なにが長寿の原因ですかなんて質問に対して、「魚を毎日食べたから」とか「この年でも肉を食べるから」、「牛乳」、「腹八分」「体をまめに動かす」だなんて様々な回答がなされる。
しかし長生きしている人は、「〇〇な生活をしたから長生きした」のではなくて、長生きした人がたまたま「〇〇な生活をしていた」というのが正確な答えじゃないのかな。
早死にした人が、長生きした人と同じ生活をしていたら長生きできたかどうか比べようがない。
だって早死にした人を生き返らせて比較することはできないのだから。
人、それぞれ。
ともあれ、私は親からもらった頑丈な体に感謝している。
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